同窓会で「近況を知らない旧友」と距離を縮めるための第一声は?

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「いい思い出」を話題にする

 ここからは上級編です。少し変化球を混ぜるのであれば、共通の話題、共通の思い出を出すのもアリです。「あ!! ○○さんの顔を見たら急に思い出しちゃったんだけど、○○したこと、あったよね」など一気に思い出話に持っていくことが出来れば、距離はあっという間に縮まります。たとえば修学旅行の時の思い出、好きな異性の話をした思い出、共に叱られた思い出、一緒に盛り上がった思い出などです。

 この時に注意しなくてはいけないのは、いい思い出に限るということです。共に叱られた思い出も苦い思い出ではなく、今となっては懐かしい思い出ならば大丈夫です。但し、自分にとっては懐かしい思い出でも、相手にとっては苦い思い出のこともあります。ここは細心の注意を払いましょう。だって久々の再会で苦い思い出を共有して、お互いにズーンと沈み込んだらシャレになりませんよね。そんなことになったら、再会の思い出じゃなくて最下位の思い出になっちゃいます。……あ、余計なこと言っちゃった。この記事自体が私の苦い思い出になっちゃうかも。

 ◇  ◇  ◇

▽桑山元(くわやま・げん) 早稲田大学教育学部を卒業後、興亜火災海上保険株式会社(現・損保ジャパン)に新入社員代表として入社。本社にて短期資金運用担当者、メインバンク本店担当部署で法人営業を経験。退社後は、声優養成所を経て、ニュースに特化したコントグループ「ザ・ニュースペーパー」に19年間所属。2022年、ザ・ニュースペーパーを退団し、講師に転身。

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