弘前と大鰐…花見シーズン真っ盛りの青森で春を楽しむ
羽より軽いスナックの扉を開けて語り合おう
人を受け入れることが根付く町では、夜はスナックに立ち寄るのが面白い。青森県庁の白戸七虹さんは20代女子ながら、スナックのファン。大鰐ではぜひスナックを巡ってほしいという。
「一見サンやノンアル派の方もくつろげる雰囲気があります。ママさんや常連さんがどんどん話しかけてくれるのは温泉街の大鰐町ならではです」(白戸さん)
津軽弁は「外国語のよう」とも言われる。確かに最初は地元の言葉が分からなくても、酔いが回るにつれて会話できるようになるから不思議だ。
「人生経験豊富なママさんや常連さんが親身に話を聞いてくれます。日刊ゲンダイさんで『スナックは心のオアシス、コミュニティーの場』という言葉が載っていたのを見て、首がもげるほどうなずけました。室内の様子が分からないと、扉を開けるのに勇気がいるかもしれませんが、ウエルカムな雰囲気にあふれる大鰐町のスナックの扉は羽より軽いですよ」(白戸さん)