国民・玉木代表の肝いり「AIゆういちろう」に質問してみた 「消費税」「給料」「小池知事3期目」に対する答えは?
■「『国民民主党の政策に興味を持ってもらうためのツール』の域を出ない」
「AIゆういちろう」にいくつかの質問をして感じたのは、「答える」という要素がある以上、「AIゆりこ」よりは、国民と向き合ったAIの使い方ではないかということだ。ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「基本的にはその認識で問題ないが、『AIゆりこ』はもちろん『AIゆういちろう』も、あくまで『ネット上のガジェット』の内の1つという認識にとどめておくべきでしょう」としながら、以下のように論評した。
「政策について聞いてくれとのことですが、だとしても、あくまで『国民民主党の政策に興味を持ってもらうためのツール』の域を出ないでしょう。また、AIですから質問によっては突拍子もない回答をする可能性もありますから、そもそも出てはいけないと思います。あと、私も『AIゆういちろう』を使って政策について聞いてみましたが、正直、『玉木さんらしさ』が全く伝わって来ず、面白みがありませんでした。ご本人の発言などを学習させたという触れ込みですが、正直、普通のChatGPTだったと思います。意外と、『個人的な悩み』といった変化球を投げてみれば、もう少し本人らしさが出たりするのかなと思ったりもしました」