自然環境保護の時代になぜ…政府の「国立公園に高級リゾートホテル誘致」報道に異論相次ぐ
「次の世代も、私たちと同じ感動を味わい楽しむことができるように、すぐれた自然を守り、後世に伝えていくところです。そのために、自然の保護と利用について様々な管理をしています」
環境省のホームページにこう記載された「国立公園」について、政府が高級リゾートホテルの誘致事業に乗り出す方針を固めたーーなどと報じられ、19日、SNS上で賛否の声が広がった。
テレビ東京の独自報道によると、政府は訪日観光客を増やす目的として、国立公園制度開始100年を迎える2031年までに全国35カ所ある全ての国立公園に高級リゾートホテルを誘致し、公園の魅力を高める事業を実施する方針を固めたという。
岸田文雄首相(66)が同日に開かれる「観光立国推進閣僚会議」で表明する見通しというのだが、ネット上では《地方にも観光客を促す目的で意味がある》といった意見が出た一方、多く見られたのが《国立公園に高級リゾートホテル誘致?なぜ?今は開発の時代じゃないだろう》といった反対の声だ。
■手付かずの自然が残ったままだから国立公園に指定されたのでは