遅すぎる! 能登半島地震から半年でも復興進まず…SNSには岸田政権への怒りの投稿が

公開日: 更新日:

 能登半島地震の発生から1日で半年。地震による犠牲者は281人となり、平成以降の地震災害では東日本大震災、阪神・淡路大震災に次ぐ規模となった。

 被災地では仮設住宅の建設が進み、アパートなどを行政が借り上げる「みなし仮設」を含めると約1.7万人が避難生活を余儀なくされているという。

 ほぼ手付かずの状態と言っていいのが、倒壊した家屋が放置されていることだ。甚大な被害が出た輪島朝市エリア、珠洲市蛸島地区、宝立町鵜飼・春日野地区などは車両が通行できるよう道路のがれきは取り除かれたものの、壊れた建物が立ち並ぶ様子は時間が止まったままのようだ。

 G7(先進7か国)などと呼ばれ、震災被害などでも後進国をリードする立場にあるはずの日本がなぜ、半年経った今も、一向に復旧、復興が進んでいないのか。

 岸田文雄首相(66)は1日午前、被災地視察のために石川県輪島市を訪問。同日付で発足した「能登創造的復興タスクフォース」の初会合にも出席し、地方自治体と協力して被災地支援に取り組む方針を示していたのだが、被災者とみられる人のSNSをみると、《遅すぎる》《なにをやっているのか》といった怒りの投稿が少なくない。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ