U-2000円のセルフまつ毛パーマで「サロン以上の満足度」ってマジ? 不器用女が苦戦した“ある工程”

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コクハク

 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口コミがいまいち信じられなくて迷う」「芸能人プロデュースだけど、本当にいい商品なの?」etc…こんな声にお応えするべく、コクハク編集部では覆面調査班を設置! 忖度なしでレビューします。

【進め!コクハク覆面調査班~辛口女物批評】

【メンバー】

☆美容業界歴15年以上の美容マニア・華子(30代後半)

☆美容に多少の関心はあるが流行り物重視のオバライター・キナコ(40代後半)

☆モテを追求し続けるライフスタイルオタク・ズッキュン丸美(40代前半)

☆駆け出し美容ライター・チビ子(20代後半)

セルフまつ毛パーマセットが新発売! 日本製なら安心かな?

 こんにちは! 駆け出し美容ライターのチビ子です。

 コロナ禍以降、定着しつつあるセルフまつ毛パーマ。ずっと興味があったんですよね。

 そんな時「TOAMIT」の「セルフまつ毛コスメパーマセット」(1980円・税込)を発見。直営オンラインサイトによると「時間とお金とクオリティにサロン以上の満足度」なんですって。

 物価高でお財布が厳しい今日この頃、「節約のためにまつげパーマのセルフ技術を習得しよう」と思い立ったのでレポートします!

 果たして、自他ともに認める不器用なチビ子が、ちゃんと使いこなせるのでしょうか?

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初めてのまつ毛パーマにドキドキ!

 商品の購入の決め手はズバリ日本製なところ! しかも2000円以下で施術はたったの30分、それなのに1~2カ月はカールをキープできるという、お手軽さとコスパも魅力的ですね。

 実は筆者、人生初のまつ毛パーマなんです。もうドッキドキ。憧れの美まつ毛をゲットできるのかしら? あわよくば、美人度もアップもお願いします! よーし、がんばるぞ!

 セットにはまつ毛をカールさせるためのシリコン製のロットがSMLサイズ各1組ずつに加え、1剤(5ml)、2剤(5ml)、ロットを固定させる接着剤(5ml)、まつ毛ブラシ6本、綿棒6本、固定用紙テープ1個、まつ毛固定用Yスティック1個と、モノクロの説明書が入っています。

 説明書はカラーの方がわかりやすかったかな。

 このセットでまつ毛パーマが5回もできるというからびっくり。

まつ毛パーマの工程は面倒くさい!

 まずはロットをまぶたに貼り付けます。先に、まぶたの油分や水分をしっかり拭き取っておきましょう。

 今回はMサイズのロットをチョイスしました。

 ロットの裏面に接着剤をつけて、まぶたの形に合わせてペタリ。

 固定するまでそのまま1分程度押さえた後、さらに両端に固定用テープを貼り付けていきます。オッケー、オッケー。ここまでは難なくクリアできたぞ。

 次にロットの表面にも接着剤をぺたぺた。

 40秒ほど置いたらYスティックでまつ毛を貼り付けて綺麗に整えていきます。

 しかーし! ここで思わぬトラブルが。まつ毛が短いせいか、なかなかロットに貼り付かない…。ロットの厚みが地味に邪魔~!    

 悪戦苦闘の末、なんとか形になったところで、いよいよ薬剤を塗っていきます。

 まずは1剤をティッシュにのせ、綿棒に取って慎重に、慎重に…。

 ここで裏ワザを駆使。自宅のラップを小さく切って、まつ毛の上から貼り、しっかり固定してみました。このほうが綺麗にカールがつきそう!

 このまま10分ほど放置したのち、Yスティックで1剤を拭き取り、続いて、まつ毛に2剤を塗り、また10分ほど放置。その後、拭き取ります。

目が痛い!

 で、順調にまつ毛パーマができると思ったのですが…。

 2剤を塗って少し経った後、目元に異変が。2剤が目に染みて、痛い…。しばらくすると痛みはおさまりましたが、目元への刺激が少し気になりました。

 気を取り直して、シリコンロットを優しく剥がし、目元に残った接着剤をウェットティッシュで拭き取っていきます。

 最後にブラシを使って、まつ毛を綺麗に整えたら…完成です!!

仕上がりは…理想とかけ離れていた

 仕上がりは、うーーん。微妙。 

 筆者のまつ毛が短くてわかりにくいかもしれませんが、近くで見ると少しカールされているかな? 程度。残念ながら、セルフまつ毛パーマに誰も気づいてくれませんでした。トホホ…。

 筆者のようにまつ毛が短い人は、ロットに貼り付ける工程で苦労するかも。まつ毛美容液などで伸ばしてから、使用したほうが無難かもしれません。

 苦労した割には、なんだかなあという仕上がりに少なからずガッカリしました。筆者が初めてのセルフパーマで慣れていなかったせいかも? それでも、うーーん。うーーーーん。

 2000円近く払って微妙な仕上がりになるよりも、もうちょっと課金してサロンで納得のいく仕上がりにしてもらったほうがよかったかな。これぞ「安物買いの銭失い」ってやつですね。

 技術を習得すればいいかもしれませんが、相当回数を重ねないと難しそう。最初に抱いたお手軽感はどこへやら。

 セルフで納得のいく仕上げを得る道のりは遠そうです。

早速調査班メンバーに報告!

華子「セルフでまつ毛パーマするとなると、慣れが仕上がりに影響するでしょ? 最初の何回かは、練習と思うしかないだろうね」

キナコ「日本製だから安心かな? と思ったけど、目に染みるのは怖いね…」

ズッキュン丸美「まつ育してからまつ毛パーマに再チャレンジする価値はあるんじゃないかな。

 上手に仕上げている人、私のまわりに結構いるよ!」

チビ子「安くて時短にもなるけど、初回からサロン級の仕上がりとまではいかなかったです(泣)。

 もう少し綺麗にバッチリカール出来ていたら、リピート間違い無かったんですけど、技術を習得するまでの道のりが長そうで挫折しました…」


◇  ◇  ◇

 このように忖度なしのレビューをお届けする、コクハク覆面調査班のガチンコレビュー行脚。さて、次回はどんな商品が登場するのでしょうか? お楽しみに!

(コクハク覆面調査班/「コクハク」中の人)

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