(70)「掃除機」はアタッチメント次第で全く使い勝手が違う 最近のトレンドは「床の拭き掃除」
家電にはアタッチメント(付属品)が当たり前のように付いてきます。超定番は、炊飯器の「計量カップ」と「しゃもじ」でしょうか。
多くの人はマイカップとマイしゃもじを持っていると思いますが、家電の考え方は、段ボールから出せば、フルスペック使えるコト。実際には、使うのが初心者だけだとしても、メーカーはお客さまに迷惑を掛けないように、アタッチメントを入れます。
が、このアタッチメントで、全く使いでが違ってくる家電があります。「掃除機」です。一時期、いろいろな種類のアタッチメントが付いた時がありました。面白かったのは「布団掃除用」のアタッチメントが、かなりのモデル数に付けられた時。一時隆盛を誇った布団掃除機が、下火になったくらいです。付属品といえども、家電の一分野を葬りさることができるほどの力を持つのも事実です。
昨年から、掃除機のトレンドは、床の「拭き掃除」。あるモデルは、掃除機の前方に水を吹き付け、拭きました。その場合、水タンクが必要だし、余った水をゴミごと吸い取る排水タンクも必要となります。本体構造は複雑になる上、重く、高価格となっています。