話題を集めた横浜・上永谷のリュウゼツラン 跡地を訪問してみた!
神奈川県横浜市港南区上永谷は環状2号線が通る住宅地。横浜市営地下鉄の上永谷駅を出てほどなくして見えてくる「上永谷駅入口交差点」の横断歩道沿いの中央分離帯には、8月29日まで「数十年に1度だけ開花する幻の花」として知られる「リュウゼツラン」がそびえ立っており、高さ8.5メートルにおよぶその姿を「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)が連日にわたって報道。大きな注目が集まっていた。
だが、その後、リュウゼツランは台風10号によって倒れる恐れがあったために伐採され、現地には今、存在していないそうだ。注目を集めた現場はどうなっているのか。本紙記者が「跡地」を取材した。
■影も形もない……と思いきや、パイナップル型の切り株が
リュウゼツランが存在していたのは上永谷の環状2号線の中州。伐採されたとあって、そびえたっていたリュウゼツランの姿は影も形もない……と思いきや、パイナップル型の切り株があった。高さは目測で1メートル弱だ。
中州で切り株の撮影を終え、道路を挟んですぐ隣のマンションを訪問。応対してくれた管理人から話を聞くと、しかめっ面でこう答えた。