"机叩き"大炎上市長だけじゃない!斎藤元彦「再選反対」22人中4人が「無投票」当選…地方政治家なり手不足の深刻

公開日: 更新日:

 さらに当選2回の南あわじ市長の守本憲弘氏(63)は、2期連続無投票当選している。3期目の選挙は来年1月19日告示、26日投開票となるが、今回は同県知事選に出馬した「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)が、出馬意向を表明している。

「今回の22市長の行動は『公職選挙法違反』には当たりませんが、道義的責任の有無をめぐって世間を騒がせました。南あわじ市長選をはじめ、いくつかの市は今年選挙を迎えることもあり、立花氏が稲村氏応援市長には対抗馬を擁立する意向を示しています。SNSの影響もあって、最近は全国の市町村の議会の様子も切り取り動画などで出回っています。地方政治家のなり手不足や無投票で当選し同じ人物が何年も何十年も首長を務めることで権力をもってしまうことへの危険性が改めて注目されています」(地方紙政治部記者)

 総務省によれば19年の統一地方選における無投票当選者割合が、都道府県議会議員選挙で26.9%、指定都市議会議員選挙で3.4%、市議会議員選挙で2.7%、町村議会議員選挙で23.3%という。首長に限っても、23年の統一地方選の無投票当選の市区長は、東京都中央区長を含む26人に上った。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ