海外にワンちゃんを連れて行きたいなら…2年有効の「狂犬病抗体検査」が必要な理由

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■3カ月前から準備を

 で、3つの条件をそろえるには最短でも2~3カ月かかります。まず予防接種の前にマイクロチップを装着。2回目の予防接種は1回目から1カ月後で、2回の接種を踏まえた抗体検査は2回目から1週間後。その検査結果が出るまで、さらに2週間ほどかかります。マイクロチップの装着から検査結果までは、3カ月くらいみておくのが無難です。

 今後、ワンちゃんを連れて海外に行かれる予定がある方は、かかりつけ医にそのことを伝え、出発から逆算して3カ月前くらいから準備を進めることをお勧めします。

 海外にワンちゃんを連れていくケースでは、この狂犬病抗体検査が必ず話題になりますが、それと同時に大切なのが相手国のペット事情や飼育環境の確認です。検疫や長時間のフライトで強いストレスにさらされたワンちゃんが体調不良になったとしても、すぐ動物病院に連れていけるとは限りません。

 その後、回復して現地での生活がスタートしても、動物病院の診療が日本と同じレベルかどうかも心配でしょう。日本国内での転居なら、かかりつけ医や友人などに紹介してもらうことが可能ですが、それも望み薄かもしれません。

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