大阪万博の今後に大きな不安…初日来場者11.9万人は「最大想定の半分」なのにトラブル続出のア然
大阪府や万博協会は会期中の渋滞を緩和するため、万博TDM(交通需要マネジメント)を計画している。企業などにテレワークの活用などを呼びかけており、昨秋にはトライアルを実施。大阪府・大阪市万博推進局の担当者は「トライアルでは一定の効果が見られた。修学旅行シーズンの6月や、お盆以降、閉幕直前などのピーク時に向けて、広報の強化を検討している」という。
要するに、万博周辺を混雑させないために、電車を使わないで欲しいということだ。
会場周辺の環境改善にも努めるという。万博協会の担当者は「13日は昼ごろから雨が強まり短時間で退場者が殺到したため、今後は場内アナウンスで呼びかけ滞留を抑制したい」とし、パビリオンの混雑についても「事前予約の呼びかけを続けていく」と話した。
その他にも、13日には入場ゲート付近で携帯の通信がつながりにくくなり、電子チケットのQRコードを表示できなくなる事象があったことから、ゲート付近にWi-Fiを整備するという。また、来場者には事前にチケットのQRコードを紙に印刷しておくことを呼びかけている。