ホリエモンも参戦 個人発行の“株式”「VALU」は儲かるのか
手を出して本当に大丈夫なのか――。ホリエモンも参戦している新しい“バーチャル取引”が、「簡単に儲けられる」と注目を浴びている。一言でいうと、個人が発行する“株式”のようなもので、「VALU(バリュー)」と呼ばれるものだ。ネット上で取引されている。
ベンチャー企業「株式会社VALU」が5月31日から運営を始め、フェイスブックアカウントさえあれば、誰でも「VALU」を発行することができる。個人が資金集めのために「VALU」を発行し、“投資家”側は、発行者に魅力を感じれば、「VALU」を購入するシステムである。ただし、一般の株式投資とは違って、リターンは配当金などではなく、「発行者と一対一で会談できる」などといった「特典」である。
「VALU」の取引は、仮想通貨「ビットコイン」で行われる。発行者には元ライブドア社長の堀江貴文氏も名を連ね、堀江氏の「VALU」単価は日本円で28万円超で、時価総額はナント、28億円超に上る。
最初の「VALU」単価はフェイスブックの友達数に応じて、運営会社が自動的に決め、株式と同じように「買い」が入れば、VALU単価は上昇するが、買い手が現れなければ上がらない。