ホリエモンも参戦 個人発行の“株式”「VALU」は儲かるのか
「知名度のある発行者なら、上場と同時に大量の買いが入る。1、2日で10万~20万円儲かることもあります。“投資家”側も有名人が上場するタイミングさえ掴めば売りぬけて儲けることができる。上場直後の安値でVALUを買い、高値で売る手法です」(IT業界関係者)というから、要領は株式投資と同じだ。
しかし、一般人が儲けることは可能なのか。実際に「VALU」を発行したITジャーナリストの三上洋氏はこう言う。
「VALUはこれまでになかった概念のサービスなので、既存法でカバーしきれていない部分があります。発行者が、インサイダー取引を持ちかけたり、自らのVALUを買って単価を吊り上げる『高値誘導』を仕掛ける余地が残っています。運営会社もまだまだ試行錯誤を繰り返しており、今後、取引に規制が入る可能性があります」
将来的に新たな“投資先”となるか。