著者のコラム一覧
中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

米中で激化する“半導体戦争”…ハイテク分野での軋轢は増すばかり、4月下旬からの決算発表に注目

公開日: 更新日:

 アップルは24年下半期に広東省深圳で新しい応用研究実験室を開設する。投資額は10億元以上。クック氏は3月22日に北京で中国の王文涛商務部長と会談。王部長は「アップルが引き続き中国市場に取り組み、共同発展を実現することを歓迎する」と期待を寄せた。クック氏は「中国での長期的な発展に力を入れ、中国のサプライチェーン、研究開発、販売促進への投資を拡大していく」とも述べた。

 米国と欧州連合(EU)は4月4、5両日にベルギーで開かれた「米EU貿易・テクノロジー協議会」(TTC)の閣僚級会合で、旧世代半導体の供給網強化に向け連携を強めることで合意。対中半導体規制を旧世代品にも広げられるもようで、他国の参加を促す方針も示した。旧世代半導体は自動車や家電、携帯電話、医療機器など幅広く使用され、中国製への依存度が高いとみられているからだ。

 各国の安全保障環境上、先端半導体・半導体製造装置は自由貿易から外された過去に類例のない重要な成長分野となった。そのため、米国は同盟国の巻き込みに奔走している。

 日本の「失われた30年」の間に、中国では産業構造が激変していた。日米ハイテク企業の4月下旬から5月下旬にかけての決算発表に注目したい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり