新NISAを始めたけれど停滞ムードで不安…「株価4万円」はいつ回復する?

公開日: 更新日:

仕込むなら電力関連が狙い目

 どんな銘柄が狙い目か。

「世界的に鉄道が注目を集めています。脱炭素化の流れが背景ですが、この分野に強い日立製作所は、日経平均が低迷している5月下旬に上場来高値を更新しました。日立は鉄道をはじめとする社会インフラ、AIなど稼げる企業になっています。株価は1万6000円あたりまで上昇していますが、いまの勢いだと2万円も夢じゃありません」(倉多慎之助氏)

 今年初めの株価は1万円水準に過ぎなかったから、半年足らずで1.5倍超。2万円を目指すなら保有していて損はない。

「電力絡みも株高になりそうです。グーグルやアマゾンなど世界的なIT企業が次々と日本にデータセンターを建設しています。大量の電力を使うので安定した供給が求められます。関連企業は狙い目でしょう」(倉多慎之助氏)

 日立製作所のほか、住友金属鉱山や住友電工、九州電力、北海道電力あたりが関連銘柄となる。

 新NISAで人気の銘柄をいまのうちに買っておく手もある。株は人気投票と同じで、買う人が多ければ株価は上昇していく傾向が強いからだ。

 NTTや三菱重工、アステラス製薬、三菱UFJフィナンシャル・グループなどが人気上位。仕込みの好機かも。 

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末