マツダ CX-80公道初試乗!例の“足硬”問題はどうなったのか?
CX-60で感じたしっかり感は残されている
果たして、新型CX-80ではその“足硬”ぶりがどうなったか? だが安心して欲しい。筆者が乗った限り、気になる部分はすっかり削ぎ落とされていた。ぶっちゃけ、確実にソフトになっていたのだ。
ただし、ここから説明が少々難しくなるが、新型CX-80はCX-60とは正反対の柔らかさを手にしたわけではない。かつての昭和時代のトヨタ クラウンや日産セドリックのようなフニャフニャな足周りになったわけじゃない。ある意味、CX-60で感じたしっかり感は残されており、ガチっと突き上げる硬さのみ削られていたのだ。
同時にリアのアンチロールバーも省かれ、ある程度はコーナリング中のボディのロール(傾き)が許容される走りにもなっていた。