自民裏金事件を放置しながら…石破首相が外交本格デビューのG20で「法の支配」訴えるバカらしさ

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 石破首相が「法の支配に基づく」と強調するのであれば、まずは裏金事件の事実関係をすべて明らかにした上で、関与した議員・前議員は追徴課税、重加算税などを含めて納税し、所得税法違反(脱税)や政治資金規正法違反などで犯した罪を償うべき。

 28日に召集予定の臨時国会では補正予算案の審議に加え、裏金事件を受けた政治資金規正法の再改正などが議論される見通し。そこで岸田前政権と同様、曖昧な対応でお茶を濁そうとしたら、間違いなく国民の怒りは再び燃え上がる。

 総裁を務める自党の仲間であり、かつ立法府の国会議員が「法」を無視するという前代未聞の状況を放置したまま世界に向かって「法の支配」を訴えても、各国首脳は「へそで茶を沸かすような話」と受け取るだけだ。

  ◇  ◇  ◇

 再び裏金事件の追及が始まる臨時国会。関連記事【もっと読む】では《裏金自民「企業・団体献金の禁止」そっちのけで「個人献金の税制優遇」だあ?カネ集めのためなら“斬新策”次々》、【さらに読む】では《自民党は悪質な税金滞納者そのもの! 裏金→国庫返納&被災地寄付で「けじめ」だってよ》を取り上げている。

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