警察官を装い緊縛ヤリ逃げした61歳“立ちんぼ狩り”の手口 SNSでは「刃物男」と呼ばれていた
今年5月、難波容疑者は同様の手口で別の20代女性から現金数万円を奪い、性的暴行を加えたとして先月11日、強盗と不同意性交容疑で逮捕されていた。
■マスク・眼鏡・かつら…ナイフを持ってウロウロ
難波容疑者は立ちんぼたちも違法行為をしているため、被害を訴える可能性は低いと思い込んでいたようだが、SNS上には昨年夏ごろから<大久保公園周辺で刃物男が女性を脅している>と被害を訴える投稿が複数あった。「大久保刃物男」として名前がすぐに広まり、マスクに眼鏡姿でかつらをかぶり、ナイフを持って辺りをウロウロする姿がたびたび目撃され、写真もアップされていた。
「難波の自宅やバイクから『逮捕状』『売春防止法違反』と自筆で書かれた偽の逮捕状や警察手帳のレプリカ、模造ナイフなどが押収された。警察への被害の訴えは数件ですが、SNSではそれ以上の被害者がいるようなので、被害届を出していない女性もいるのでしょう」(前出の捜査事情通)
調べに対し、「まったく覚えていません」と容疑を否認している。
理容師として客の評判は上々だったようだが、被害を訴えづらい立ちんぼをターゲットにし、体を売って稼いだ金まで巻き上げるとは、卑劣極まりない。