本田圭佑に世界一厳しいサポーター集団「ウルトラス」の視線

公開日: 更新日:

■斧、出刃包丁、ハンマー……

 イタリアで熱烈サポーターのことを「tifosi(ティフォージ)」と言う。彼らが徒党を組むと「ウルトラス」と呼ばれ、勝った、負けたに一喜一憂しては大暴れを繰り返し、選手に危害が及ぶことも珍しくない。

「セリエAの強豪クラブでは、不調続きの助っ人FWの自宅に泥棒が入り、同時刻に代理人の自宅も荒らされた。チームメートのMFは身重の夫人とドライブ中に強盗に襲撃され、乗っていたドイツの高級車を奪われた。すべてウルトラスの仕業と言われている。2年ほど前、あるクラブのウルトラスの身体検査をしたら斧、出刃包丁、ハンマーがゾロゾロ出てきたこともある。相手ウルトラスと乱闘騒ぎになったら武器として使おうとしていた」(前出記者)

 ミランでもウルトラスの狼藉(ろうぜき)騒動が起きた。
 昨年11月、地元での13節ジェノア戦がドローに終わると400人のウルトラスがスタンドの出入り口を占拠。武装警官と大立ち回りをやった。

 過度な期待を寄せられている分、本田も結果の出ない試合が数試合ほど続くとウルトラスの標的にされ、どんな嫌がらせを受けても不思議ではない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ