ザンバラ髪が女性にも人気 角界ホープ遠藤「全方位調査」
大関・稀勢の里を押しのけ、今や日本人として最も横綱に近いとされる遠藤(23=本名・遠藤聖大)。今場所は上位の壁にぶつかり、負け越しが決まってしまったが、ちょんまげも結えないザンバラ力士として女性人気も沸騰中だ。
■まげはそろそろも、大銀杏は…?
では、その肝心のまげはいつ結えるのか?
リーブ21によると、標準的な日本人の髪は「1日0・3~0・4ミリ、1年で12センチ伸びる」という。まげが結える目安は髪が肩にかかる長さだから、そろそろということになる。しかし、関取だけに許される大銀杏(おおいちよう)となれば別。「昔の武田鉄矢くらいの長さが必要(40~45センチ)」(元床山)なのだ。ということは、あと2年は“待った”がかかる計算になる。遠藤は昨年の3月場所が初土俵。出世の早さに髪が追いついてこないのだ。
■稽古ではいつも泣いていた
相撲を始めたのは、小学1年生。父の吉樹さん(46)が「ドライブに行こう」と嘘を言って連れてきた先が、地元石川県穴水町の相撲教室。気が弱く、いつも泣いてばかりの息子を鍛えようとしたのだが、「稽古ではいつも泣いてばかりいた」(穴水町相撲連盟関係者)という。