古巣・西武に“丸裸”にされていたロッテ涌井の今後

公開日: 更新日:

 涌井の今季初登板は古巣の西武が相手。六回途中まで118球を投げ、5安打3失点で黒星を喫した。

 開幕前は2試合連続7失点以上。絶不調で臨んだ公式戦初戦は、結果が伴わないことはある程度予想できたが、それにしてもこの日は相手も悪かった。プロ入りから丸9年も在籍した西武は、涌井の「波」を熟知している。

 西武のスタメンマスクをかぶった上本は試合前、「(涌井については)ある程度(投球は)わかっています。球筋や球種、何が軸(のボール)で、これがダメな時にはこうするとか」と話していた。

 昨年まで「正妻」だった炭谷も、「オープン戦の登板をDVDで見た上での話ですが」と前置きしてこう語っていた。

「(涌井さんは)直球がシュート回転していると調子が悪いのですが、今がそう。直球の球威も昨年後半は150キロ近く出てましたが、今は140キロ台前半。それ以外にもいろいろとあるので。そういう情報を(ナインで)共有していますから」

■直前登板にはスコアラーも出さず

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