女子プロボクシングの旗手・風神ライカは格闘家で再出発
08年にJBCが女子ボクシングを公認したのを機に、「竹原&畑山ジム」に移籍。保持していた世界タイトルを返上し、10年9月にOPBF東洋太平洋女子ライト級王座に就いたものの、世界には手が届かなかった。
「結婚とかは自然にその気になったときに考えます」と笑うライカさん、横浜市内の家賃6万円の1DKマンションに一人暮らし。歯科衛生士の資格を持ち、東京・新宿区内の歯科医院でアルバイトをしている。
「練習とバイトの合間を縫って、児童養護施設の子供たちにボクシングを教えてます。どんな境遇にあっても、自分の人生は自分で切り開くことができる。ワタシがガンバることで、そのことを子供たちが少しでも感じてもらえたらうれしいですね」
この夏、まずキックボクサーとしてデビューする予定だ。