直前合宿の日本代表に暗雲…本田圭佑の“古傷”再発情報
日本代表米国合宿スタート
成田空港発のチャーター機に乗り旅立った日本代表が30日、直前合宿地の米国タンパに着いた。
米国滞在中の6月2日にコスタリカ代表と、6日にザンビアとテストマッチをこなして7日、ブラジルのベースキャンプ地イトゥに移動し、大会初戦コートジボワール戦(日本時間15日午前10時キックオフ)に向けて調整していく。
「ザッケローニ監督以下選手たちもリラックスした表情で機上の人となったが、実はいくつかの不安材料を抱えての米国行きなのです」と某スポーツ紙記者が続ける。
「キプロス戦で本田が機能しなかった理由として、新天地ミランでは右サイドでプレーさせられ、日本代表の定位置トップ下でのプレー勘が鈍っていた――と解説するサッカー関係者がいますが、実は古傷の右膝と左足首をセリエA終盤にムリをして痛め、それがキプロス戦の低パフォーマンスになったというのです」
ミラン攻撃陣で左右の両サイドでプレーする選手は、とにかく運動量とタフな守備力が要求される。セードルフ監督は「マイボールになったら相手ゴールに近づいてFW的な動きをやれ。相手ボールの際には自陣まで戻って全力で守備をやれ」と本田にも指示を出していた。トップ下でプレーしたい本田だが、指揮官の命令に背いて好き勝手にプレーすると一発で干され、ヘタするとベンチ外に降格されかねない。