球団は「料理レシピ」に大金…DeNAグリエルのVIP待遇
その金額を聞いた時、DeNAの職員は開いた口がふさがらなかったという。
2日に入団会見を行ったキューバからの新助っ人グリエル(29)。球団が「キューバの至宝」を歓迎すべく、グリエルを都内のキューバ料理屋に連れていった時のことだ。ある球団関係者が語る。
「グリエルは母国以外の料理が苦手だが、キューバ料理を作れる日本人はそう多くない。遠征先でもグリエルひとりのためにキューバ料理を提供しなきゃいけないので、球団のトレーナーや栄養士も参っていた。そこでキューバ料理屋に連れていき、『うまい』と舌鼓を打つグリエルの反応を見た上で、コックにレシピを教えて欲しいと切り出した。すると、コックが『じゃあ、お金払って』と金銭を要求。それも10万や20万じゃない。どう見ても普通の家庭料理のレシピに見合う値段ではなかったが、球団は泣く泣く支払った」
グリエルは13年WBCの第1ラウンドで来日した際、2週間で5キロ痩せたほど日本の食事が口に合わなかった。それだけに、球団にとっても食事は最優先事項。はたから見ればバカバカしい限りのレシピ購入も、やむを得なかったのだろう。