「点を取る練習が足りない」 釜本邦茂氏がFW大迫に苦言

公開日: 更新日:

 ワントップに誰が起用されるのか? 興味を持ってコスタリカ戦のキックオフを待った。と言いながら、まずDFについて話しておきたい。

 問題山積だね。失点シーン以外にも危ない場面はあったし、CBの吉田も森重も、SBの内田も今野も反省して欲しい。 DF同士の連係、MF陣とのコンビネーションなど手間暇かけて修正を図りたいところだが、そんな時間的余裕もないし、そもそもザッケローニ監督は「得点が相手よりも多ければ、何点取られてもいい」が持論の指揮官だ。となると守備の整備よりも、誰がどんなパターンでゴールを奪うか、その精度を高めていかなければならない。

 コスタリカ戦ではFW大迫が先発し、後半31分に代わって登場したFW柿谷が、久方ぶりにゴールを決めたね。Jリーグでゴール欠乏症だった柿谷も、精神的に楽になったんじゃないかな。あのゴールは、何よりもポジショニングが良かった。あれは「点を取る感覚」が体内に満ちあふれているからこそ。自然と「ボールのこぼれるところ」にいる。この感覚をブラジルに行っても、絶対に忘れないで欲しい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  2. 2

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功が休養でテレビ業界大激震…キー局編成関係者「いずれ番組の打ち切り話が出てくる」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  1. 6

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 8

    【動画あり】イケイケ国民民主党に“パワハラ問題”噴出!女性衆院議員からの罵倒叱責で体調不良に…4人も離党の異常事態

  4. 9

    “現代の遊女”吉原のソープ嬢はNHK大河ドラマ『べらぼう』をどう見ている? 地元は特需に沸く

  5. 10

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ