「点を取る練習が足りない」 釜本邦茂氏がFW大迫に苦言

公開日: 更新日:

 ワントップに誰が起用されるのか? 興味を持ってコスタリカ戦のキックオフを待った。と言いながら、まずDFについて話しておきたい。

 問題山積だね。失点シーン以外にも危ない場面はあったし、CBの吉田も森重も、SBの内田も今野も反省して欲しい。 DF同士の連係、MF陣とのコンビネーションなど手間暇かけて修正を図りたいところだが、そんな時間的余裕もないし、そもそもザッケローニ監督は「得点が相手よりも多ければ、何点取られてもいい」が持論の指揮官だ。となると守備の整備よりも、誰がどんなパターンでゴールを奪うか、その精度を高めていかなければならない。

 コスタリカ戦ではFW大迫が先発し、後半31分に代わって登場したFW柿谷が、久方ぶりにゴールを決めたね。Jリーグでゴール欠乏症だった柿谷も、精神的に楽になったんじゃないかな。あのゴールは、何よりもポジショニングが良かった。あれは「点を取る感覚」が体内に満ちあふれているからこそ。自然と「ボールのこぼれるところ」にいる。この感覚をブラジルに行っても、絶対に忘れないで欲しい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方