イグアインがメッシに好アシスト 昨季の鬱憤をW杯で晴らす

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 ナポリのピッチ上で「アーセナルに勝ったのに、次に進めないなんて」と大粒の涙を流すイグアインの姿は、地元ファンの熱い共感を呼んだ。

 しかし、悲劇はそれだけで終わらなかった。CLで古巣のRマドリードが優勝したのだ。イグアインがRマドリードを去る時、アンチェロッティ監督は引き留めた。それに従っていれば、CL優勝メンバーという最高の栄誉を手に入れることができたわけだ。

 前回の南アフリカW杯でイグアインは、韓国戦でハットトリックを記録するなど活躍したが、チームはベスト8止まりだった。今回はそれを上回り、自らの選択が正しかったことを証明できるか。

 その第一歩となったこの日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦では、後半20分にワンツーでメッシのゴールをアシスト。後半32分には決まらなかったとはいえ、メッシのボールに頭を合わせるなど精力的に攻撃に加わった。

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