オランダGL全勝 “ロッベン頼み”がズバリ的中した理由

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 FWロッベン(30)の活躍で、オランダ代表がB組の1位通過を決めた。相手は同じく2勝しているチリ代表。負ければ2位となって決勝トーナメント1回戦の相手は大本命のブラジル代表(A組1位)が濃厚だっただけに、大きな勝利だ。

 前半のオランダは積極的なチリに攻め込まれっぱなしだったが、そんな中、ロッベンは中盤でボールを奪うと爆発的なスピードでゴール前に持ち込み、強烈なシュートを放つ場面を何度もつくった。

 後半に入ってオランダが攻撃的に転じると、ロッベンがさらに躍動する。32分、ロッベンの右CKからつないでMFフェル(24)が先制点をマーク。終了間際には、味方ゴール前からのロングパスを受けたロッベンが左サイドを一気に駆け上がって低くて速いクロスを上げ、ゴール前に飛び込んだFWデパイ(20)がトドメを刺した。

■攻撃的5バックが功奏

 ロッベンは3試合で3ゴール1アシストと絶好調。純粋なストライカーではないが、もっか2位につけ得点王も見えてきた。コンディションのよさ、モチベーションの高さに加え、W杯でのオランダの戦い方がロッベンの実力をさらに引き出しているという。オランダ戦を現地取材した「フットボールライフ・ゼロ」編集長の中山淳氏は言う。

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