アギーレが高評価 新生代表「初陣エース」にハーフナー浮上
「アギーレは4年前の南アW杯で母国メキシコ代表の指揮を執り、W杯後にサッカー協会から日本代表監督のオファーを受けた。ちょうどスペインに住んでいた次男の大学進学が重なり、スペインリーグ中堅のサラゴサの監督に就任することになった。ハーフナーがオランダに移籍したのが11年冬。その頃からアギーレはハーフナーに注目しており、今回スペインに移籍したことで、『彼はオランダで足踏みする選手じゃないと思っていた。スペインで活躍して一皮むければ、十分に日本代表のエースを張れる』と、高評価しているそうです」(前出のジャーナリスト)
ハーフナーは11年9月のW杯アジア予選・北朝鮮戦で代表デビューを果たしたが、ザック・ジャパンの「細かくパスをつないでボール支配率を高めて攻撃する」スタイルに合わず、チームメートから「デクの坊」と呼ばれた揚げ句、ブラジルW杯出場を逃した。
堅守速攻型のアギーレは、素早くサイドに展開して長身FWにクロスを放り込んでいくサッカーが得意中の得意。ヘディングが武器のハーフナー・マイクが、新生日本代表のエースストライカーに指名される可能性は十分にある。