松坂大輔に4年16億円!? ソフトバンクの適正価格に待った!
思わず「マジかよ!」と声を上げてしまった。
松坂大輔のソフトバンク入りが秒読みになってきたが、ある報道によれば、その条件は「4年16億円」。ちょっと高すぎるんじゃ? というのが率直な感想だ。
松坂は来年35歳。4年契約ということは38歳まで面倒を見るわけだから、事実上の“終身雇用”だろう。80年生まれのいわゆる「松坂世代」は、村田や杉内(ともに巨人)をはじめピークを越えた感もあり、松坂には最後の砦として頑張ってほしいが、メジャーでバリバリやっていた全盛期ならまだしも、メジャーでは通用しなくなった松坂にここまでの価値があるかといえば「?」だ。
一説では、争奪戦に参戦したDeNAは当初、2年2億円(推定)を提示し、改めて条件を見直したとされる。今の松坂ならこれでも結構な評価だと思うけれど、ソフトバンクにここまでのお金を出されたら、最初から勝負アリに決まっている。
ソフトバンクは今、プロ野球界に価格破壊を巻き起こしている。松坂の獲得はその象徴ではないか。年俸変動性の複数年契約を導入し、内川聖一、五十嵐亮太ら優秀な選手をかき集め、昨オフは中田賢一、李大浩らの争奪戦で他球団を寄せつけなかった。