2億円更改の巨人・長野 ひとりだけ“特別扱い”の裏事情
11月に右ヒザの半月板修復手術と右ヒジのクリーニング手術を受けた巨人の長野久義(30)が24日、現状を明かした。
大トリとなった契約更改は年俸2億円でサイン。「リハビリは順調」とし、年明けには阿部や坂本らとのグアム自主トレにも例年通り参加する。「暖かいケニアで走った方がいいということなので」と冗談を飛ばしたものの、「ヒジの方が大変。やっと日常生活が上手にできるようになった程度」と言うから予断は許さない。
原監督は先日、「(開幕への)道のりは横一線ではない。長野は特別。開幕のスターティングメンバーに名を連ねてもらいたい」とした。常々、「レギュラー白紙」を強調しているだけに、この発言は異例。長野の性格を考え、焦らずにリハビリに専念させたい意向を示したのも、術後の状態が楽観視できないからだ。
「春季キャンプは二軍で別メニューの可能性もあります。本人も『来年は(2月16日からの一軍の)沖縄(キャンプ)には行かないかもしれない』と話しています」(チーム関係者)
■面倒見がいい性格を原監督が有効活用