パレスチナに大勝も…日本代表に海外メディア“嘲笑”のワケ

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「パレスチナ戦の前日会見で英国公共放送BBCの記者らが、アギーレ監督の八百長疑惑に触れて『辞任するつもりはなかったのか?』などと追及し、アギーレ監督は顔に青筋を立ててイラ立っていた――などと日本のスポーツ紙が報じていましたが、海外メディアにしてみたら、シリアスな問題なのに日本の報道関係者はなぜ執拗に問いたださないのか不思議で仕方ないのです。腰が引けて追及しようとしない日本の報道陣たちに首を捻っていることでしょう」

 さらに言うなら、アギーレ監督がスペイン検察当局に告発された(昨年12月15日)後も引導をわたすのか、それともアギーレ体制を続けていくのか、結論を先延ばしにしている日本サッカー協会も、やはりモノ笑いのタネになっている。

「サッカー協会はクビを切って1年後、2年後に逆転無罪になり、アギーレ監督から賠償金請求の訴えを出された場合、数億円レベルの出費になることから、何をするにも二の足を踏んでいる。そうした事情は、オーストラリアでも話題になっていますよ」(サッカー専門誌ライター)

 日本サッカー界は「アジア杯連覇どころではない」と前出・平野氏。まったくその通りである。

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