中日・吉見が語る本音 「2年間チームが不振でホッとした」

公開日: 更新日:

 今季の中日、この男が最大の補強になるかもしれない。エースの吉見一起(30)が今キャンプで復活への兆しを見せているのだ。一昨年に右ヒジを手術したこともあり、昨季までの2年間でわずか1勝にとどまった右腕は、第3クールの3日間で計524球の投げ込みを敢行。充実のキャンプを送っている。オフの補強に失敗したチームは、吉見の復活なくして浮上はない。その吉見を直撃した。

――日刊ゲンダイですが、ちょっといいですか?

「ゲンダイさんですか?ちょっと良くはないですね(苦笑)」

――5年連続2ケタ勝利を挙げながら、ここ2年はケガで1勝にとどまった。

「正直、この2年間は不安でいっぱいでした。自分の地位が他の投手に取られるんじゃないかっていう……。5年連続2ケタ勝利の実績? 過去は過去のことですから。この世界、誰かがいないと、誰かがカバーする。そういうものですからね」

――とくに昨季は、トミー・ジョン手術明けからわずか13カ月という短期間で7月に復帰するも、3試合登板に終わった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い