渡米1カ月半「収入ゼロ」 横峯さくらの米ツアー参戦は失敗か

公開日: 更新日:

「昨季、米女子ツアー9年目にしてはじめてシード権を失った宮里藍を見ても分かるように、選手にはスポーツ年齢というものがあります。特に女子の場合、ゴルフを最初にはじめてから20年で下降線をたどるといわれます。さくらは8歳ではじめたので、もはやフィジカル面でもメンタル面でも、衰えていく一方です。韓国人選手をはじめ、米女子ツアーは20代前半の若手が頭角を現しており、30歳目前で挑戦するのは遅すぎます。試合に出場できるか、できないかも分かっていなかったのですから、米ツアー挑戦自体が認識不足です。はじめからダメなんだろうなと、予測できました」(前出の宮崎氏)

 さくらは今週、日本に戻って開幕戦のダイキンオーキッドに出場する。米ツアーで稼ぐよりも、日本の方が簡単だと気付くはずだ。趣味でゴルフをやっているのではなく、プロは稼いでナンボの世界である。収入がないまま米ツアーにしがみつくのは何の意味もないはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”