渡米1カ月半「収入ゼロ」 横峯さくらの米ツアー参戦は失敗か

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「30歳を目の前にして、アメリカツアーに挑戦するとは正直、思っていませんでした」

 今季から米ツアーに主戦場を移した横峯さくら(29)が、自身のブログ(1月20日)でこう思いをつづっている。

 開幕戦(1月28~31日)に合わせ、1月19日に早々と渡米。だが、最終QT11位タイのさくらには出場資格が与えられず、会場で観戦するしかなかった。これまで出場できたのは2試合だけで、それも連続予選落ち。今季の獲得賞金はいまだにゼロだ。昨年の全米女子オープンでは自己ベストで、日本人最高の7位に入っているだけに、「こんなハズじゃなかった」と思っているだろう。試合に出られないこと自体が大誤算だった。

 さくらはもともと肉体的に厳しい米ツアー参戦は眼中になかった。激しい時差ボケや移動時間や距離の長さ、食事に関する不安などから、これまで海外大会への出場は極力避けてきた。そんなさくらが米女子ツアー参戦を決意したのは、メンタルトレーナー森川陽太郎氏と結婚してからだ。「主人と二人三脚でトライできるのは大きい」(さくら)と、語っている。

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