「ライバル?いないっしょ」日ハム中田が狙う本塁打王タイトル

公開日: 更新日:

 表向きにはあまり口にしませんが、中田がかねて「やっぱり欲しいですよ、そりゃあ」と言っているのが、本塁打王のタイトルです。

 昨季は初めて打点王を獲得。4番の仕事に直結する部門でトップに立ったことに満足そうではあったものの、やはり本塁打には強いこだわりを持っているのです。

 昨季は27本塁打。本塁打王に輝いた西武の「おかわりくん」こと中村、メヒアが34本塁打でしたから、十分に射程圏内。本人も「本塁打王のライバル? いないっしょ。おかわりさん以外は」と大阪桐蔭高の先輩との争いに自信を見せています。

 それだけ、コンディションがいいということ。これもあまり公にはしていませんが、徹底した食事管理の賜物でしょう。ヤンチャな中田には“食いたいだけ食って、飲みたいだけ飲む”というイメージがあるかもしれませんが、これが大違い。一昨年から栄養士の先生と専属契約を結び、厳しい食事制限に取り組んでいるのです。

 沖縄・名護キャンプ中も「島ラッキョウは体にいいんですよ。カリウムと食物繊維が豊富で……」とボクにもアドバイスをしてくれるくらい。肉は鶏、魚は白身が中心で、お店に「鶏の皮は剥いで出してもらえますか」「白身を多めにしてもらえますか」と特別注文することも珍しくありません。判断がつかない食材に関しては、わざわざ栄養士の先生に電話をし、「○○は食べてもいいんでしたっけ?」と聞いたりするのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    セクハラだけじゃない!前監督が覚悟の実名告発…法大野球部元部長、副部長による“恫喝パワハラ”激白180分

  5. 5

    仁義なき「高校野球バット戦争」…メーカー同士で壮絶な密告合戦、足の引っ張り合い、広がる疑心暗鬼

  1. 6

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  2. 7

    大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

  3. 8

    西武・渡辺監督代行に貧打地獄を直撃!「ここまで打てないほど実力がないとは思ってない」とは言うものの…

  4. 9

    朗希の“歯車”は「開幕前からズレていた説」急浮上…メジャー挑戦どころじゃない深刻事態

  5. 10

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方