<第4回>母はバドミントンの全国大会で陣内貴美子と対戦

公開日: 更新日:

 加代子の父・明(80)も174、5センチというから、当時としては大きい方だ。

「親族はみな、大きいんですよ。私は3人姉妹で、その中で姉は低い方ですけど、それでも167、8センチありますからね。私と妹は170センチくらい。で、旦那さんたちはみな、180センチ以上あるんです」(加代子)

 兄の龍太(27)は187センチ、姉の結香は168センチ。大谷も含めたきょうだい3人、そろって背が高いのは遺伝以外の何物でもない。

 加代子の父・明は中学時代、野球部に所属してエースで4番だった。短距離の記録がしばらく破られずに残っていたそうだから、運動神経は良かった。

 工業高校を出て大手電機メーカーに就職、「技術職というか、もともとは現場でした」(加代子)。定年まで勤め、いまは自宅近くに畑を借り、収穫した野菜を岩手の大谷家に送ってくれている。

 大谷の父親が野球なら、母親の加代子はバドミントンに打ち込んだ。

 始めたのは小学校5年生のとき。自宅近くにクラブチームがあり、メンバーを募集していた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ