5度「指名漏れ」の巨人・高木勇が完封 他球団が見逃した成長

公開日: 更新日:

「MAX153キロという触れ込みだが、制球重視の投球になってから直球の平均は140キロ台前半。その代わり、コントロールがよくなって、スライダーやフォーク、特に横滑りするカットボールなどの変化球が生きるようになった。スピードが落ちて見栄えが悪くなったことが、スカウトたちの評価が上がらなかった原因かもしれません」(アマチュア野球担当記者)

 巨人以外のスカウトはそれを見抜けなかったわけだ。

「見事ですね。非常にきっぷのいい投げっぷり。真っすぐでも力を入れるものと少し抜くものと、力の入れどころが上手。野球人として非常にいいスタートを切っている」

 原監督の絶賛コメントも他球団スカウトの耳には痛いだろう。

 高木勇は社会人時代、佐伯監督から「食事にこだわれ。黒豆はいいぞ」とすすめられると、すぐに黒豆の瓶詰を携帯する素直で真面目な性格。人間性も折り紙つきときては、他球団スカウトは言い訳もできない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末