セ最速20勝も…DeNAの浮沈握る中畑監督の“リップサービス”

公開日: 更新日:

 DeNAが今季2度目の5連勝でリーグ最速の20勝到達。中畑監督も「ナイスゲーム! 良過ぎるんじゃないの? 本当にビックリするわ」と、興奮を隠し切れなかった。

 GW9連戦は7勝2敗。20勝到達一番乗りは実に37年ぶり。絶好調のDeNAだが、今季のセは6球団が5.5ゲーム差にひしめく混戦だけに、予断を許さない。悲願の優勝に向けて突き進むには、中畑監督の“言動”がポイントになるかもしれない。

 この指揮官は勝てば大喜びし、負けても常に前向きである一方、選手に対しては時に厳しく、マスコミを通じて批判することもある。これが裏目に出たのが4月12日の中日戦。中継ぎの加賀がルナにサヨナラ打を浴びたことについて中畑監督は「ものすごく反省しないといけない。目的のないボールだった」と吐き捨てた。

 打たれた加賀にも責任はあるとはいえ、加賀はリリーフとしてその試合まで6試合に登板。3ホールドを挙げ、自責点はわずか1。チームは開幕から先発がパッとせず、加賀らリリーフ陣がチームを支え続けていたから、「好投してきたリリーフ投手を責めれば、投手全体のモチベーションに影響しかねない」との声もチーム内にはあった。くしくもチームはサヨナラ負けを喫した試合から7連敗している。

 中畑監督から的外れな選手批判が出なくなった時、DeNAはさらに手ごわくなるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議