チャーター機も初体験 なでしこ待遇面は4年前と“雲泥の差”

公開日: 更新日:

 INACとともになでしこリーグで「勝利給が支給されている」(前出の記者)のが、三重県伊賀市を本拠にしている「伊賀FCくノ一」である。

「ドイツW杯後、自動車関連部品などを作っている東証1部上場企業のE社がメーンスポンサーになり、そのE社の伊賀市にある工場で半日働くことで300万円前後の年俸が支給され、昨季から1勝当たり2万円程度だが、勝利給まで支給されるようになった」(前出のマスコミ関係者)

 なでしこ1部「エルフェン埼玉」(埼玉県狭山市)は、W杯後に化粧品メーカーC社が経営に参画。「スポーツ枠特別社員」をスタートさせた。 狭山は、ドイツW杯優勝で女子サッカーブームが到来するまで「選手から月額5000円を月謝として徴収していた」(サッカー記者)。カナダW杯メンバーのGK山根、FW菅沢が所属する千葉レディースも、ドイツW杯の前まで選手は月謝を払っていた。

 なでしこリーグには昼間、バイトで生計を立てている選手も少なくないが、ドイツW杯以前と比べると待遇改善は着実に進んではいる――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」