オリは“泣きっ面に蜂”…エースで勝てず、小谷野が今季絶望
オリックスが敵地・千葉で赤っ恥をかいた。
28日のロッテ戦で1-2で負け。スコアだけ見れば惜敗だが、内容は大惨敗と言っても過言じゃない。なにせ、打線はロッテの倍となる10安打を打ちながら、たった1点しか取れなかった。投げてはそれまで1失点と好投していたエースの金子が、七回に単打3本を浴び、1死満塁。打率.234の田村には外角ばかりでカウントを悪くし、結局押し出し四球を与えてしまったのだ。
打線もブザマなら、低打率の打者相手に逃げる投球で自滅したエースも情けない。5位楽天には7ゲーム差もつけられ、3位日本ハムとは12.5ゲーム差。この日は初回に小谷野が死球を受け、右手首を骨折。全治2カ月で今季ほぼ絶望となったが、それがなくてもCSはおろか最下位脱出すらままならないだろう。
すべての要因はカネにあかせて、ポジションのかぶる選手をこれでもかと獲得したフロントの見る目のなさ。メジャーに行く行かないと態度をハッキリしなかった金子を甘やかし続けたツケだ。
ケガ人続出でお祓いを行った楽天に倣って、オリックスは編成の責任者を「お払い箱」にした方がいいかもしれない。