準決勝で投げず敗戦…県岐阜商・高橋のプロ評価はガタ落ち

公開日: 更新日:

 今秋のドラフト超目玉候補、最速152キロ右腕の県岐阜商・高橋純平(3年)は、24日の準決勝・斐太戦で登板機会のないまま夏を終えた。

 大会前に痛めた左太もも裏肉離れの影響で、この日もベンチスタート。初回に3点を先制される苦しい展開に、キャッチボールを開始したものの、最後まで投げることなく、3―4で敗退した。

 高橋の夏の予選は、準々決勝・中京戦の1回3分の2のみ。視察したパ・リーグのあるスカウトは「軽く投げて140キロ台後半。モノが違うかなと思いますが……」とこう続けた。

「起用法は監督が決めることで、本人は投げたいと直訴していたかもしれない。でも、投げないで終わってしまった。肩、ヒジの故障ではないし、下半身を使って投げていなかったとはいえ、準々決勝で登板しているわけだから、チームが劣勢なら、多少の無理はしても投げて欲しかったというのはありますね。状態が悪くても、チームを勝たせるんだという気概は、プロに入ってからさらに必要になる要素なんです。どんな事情があれ、プロ側の評価は落ちたと言わざるを得ません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末