12球団一のチーム防御率も…巨人・菅野めぐり投手陣に異変

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 確かに、最近の菅野はひどい。9勝も防御率2.03もチーム2位の成績ながら、ここ5試合は1勝3敗、防御率は3.67。5本の本塁打を浴びている。22試合に登板している今季の自身の総被本塁打のちょうど半分にあたる本数である。

 エースの背信投球がチームに与える影響は少なくなく、その間の巨人の戦績は11勝13敗。菅野が2度もチームの連勝を止め、そのたびに勢いがそがれている。シーズンのヤマ場に向け、このまま投手陣の柱に据え置くのはためらわれる、というのが首脳陣の本音だろう。

「そうは言っても、チームトップの10勝を挙げているマイコラス、8勝のポレダには、ここにきて来年のメジャー復帰の可能性が囁かれ始めた。来年は巨人に残るつもりがないとすれば、この2人に過度な期待と信頼を寄せるのは危険。特にマイコラスは、勝負どころの夏場に利き腕の慢性疲労を理由に休養を申し入れるようなマイペースな性格だ。柱なき投手陣ではベンチも頭が痛い」(巨人OB)

 防御率2点台を誇る投手陣も内情は決して万全ではない。

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