「早く所属先を決めるべき」 元代表主将が“浪人”川島に苦言
正GKから一転、日本代表の戦力外になってしまうのか……。昨シーズン限りでリエージュ(ベルギー)を退団し、所属クラブなしのGK川島永嗣(32)のことだ。
9月のW杯アジア2次予選2試合に川島は招集されず、浦和GK西川周作(29)が先発した。日本代表は10月8日にW杯予選シリア戦、13日に親善試合イラン戦を控えているが、川島の代表招集の可能性は非常に低い。
川島は今、どのクラブにも帯同しないで自主トレで体を動かしているだけのようだ。こういう状況のGKを招集するのは体調面、試合勘の面でリスクが大き過ぎる。
川島には「欧州5大リーグでプレーしたい」という思いが強いみたいだが、何よりも所属先を決めて試合をこなすことを優先すべきだろう。
幸いにも欧州各国リーグの場合、所属なし選手は来年1月の「移籍市場解禁」を待たずにいつでも入団が可能だし、Jクラブへの復帰(ナビスコ杯の選手登録期限は10月2日)も、視野に入れた方がいいと思う。
■自ら「5部」相当のリーグに登録