これがプロの生きる道 賞金と名誉を手にした松山英樹が体現

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 さらに優勝して、ポイントランクトップのJ・デイが9位以下、2位のJ・スピースが4位タイ以下など、いくつかの条件を満たしてポイントランクトップに立てば1000万ドル(約12億円)のボーナスが転がり込む。これだけの大金を手にできるトーナメントなど日本ツアーでは考えられないことだ。

 そればかりではない。松山は2年に1度開催される「プレジデンツ杯」の世界選抜メンバーにも選ばれている。2年前の米国開催では、出場選手がオバマ米大統領からホワイトハウスに招待されるなど、日本でプレーしていたら絶対得られないカネや名誉を手にしている。それも、すべては世界トップレベルの米ツアーに渡ったから経験できたことで、プロゴルファーの本来のあるべき姿だ。

 もちろん、誰でも米ツアーでプレーできるわけではないが、日本から参戦しているのは松山と石川遼(24)の2人しかいないという現実が、日本ツアーの惨状をよく物語っている。

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