「攻め倒せる」気持ちがあるからポジティブに戦っていける
アウェー・北九州戦(4月13日)で敗れ、ホーム・横浜FC戦(20日)も2─2のドロー。勝てない苦しみを味わった後のアウェー・東京V戦(26日)も厳しい試合でした。最後はFKから吉朗(FW阿部)のヘディングシュートで勝利しましたけど、ずっと下がって守られて苦戦する展開はこの先もあり得ます。
相手の専守防衛をどう打開するか?
このことに選手全員が集中していました。「もうちょっと落ち着いた感じでボールを回せればいいんじゃないか」という話は試合前に何回もしたし、以前よりも良くなっているとは思います。
でも、東京V戦では相手DFの裏に抜ける動きが、なかなか出せなかったですね。足元でボールを受けてからワンツーとか攻撃のバリエーションもまだ少ない。東京Vみたいに守ってくるチームは今後も増えるだろうから、練習で煮詰めていきたいと思います。
「がっちり守られると戦いにくい」と考える選手も少なくないかも知れません。でも、僕は逆にやりやすいと考えています。守ってばっかりだと相手も疲れるだろうし、もちろん運動量も落ちてくる。いつかは「攻め倒せる」という気持ちがあるから、マイナスイメージはありません。すごくポジティブですよ。