熱中症でまさかのダウン
ボクが出場停止だったアウェーのアビスパ福岡戦(10日)を落とし、ジュビロ磐田はJ1自動昇格圏の2位・松本山雅との勝ち点差が7に広がりました。「最終節まで1つも落とせない」という危機感が高まり、同時に「2位以内の可能性がある限りは最後までファイトするしかない」という覚悟も固まりました。
思い起こせば、Jリーグ京都サンガ時代に2度降格しているし、フランス時代もグルノーブルやティジョンで2部に落ちた経験があります。
ダメになるチームというのは、自分たちで勝てない雰囲気をつくり、ズルズルと後退してしまいます。そうならないように決意も新たにし、17日のホーム、カターレ富山戦を迎えました。2試合ぶりの先発でメチャメチャ張り切ったのですが、開始早々から頭が痛く、ボーッとして走れない。ドクターに「熱中症」と言われて、前半で交代する羽目になりました。欧州に10年間いたボクは、日本の猛暑から長いこと遠ざかっていた。今の時季の欧州は気温20度前後。30度を超える日はまずない。実は、6月ごろから高温多湿の気候がキツイなとは感じていました。でも、まさか熱中症とは……(苦笑)。