首位と3打差の優勝圏内なのに…松山英樹はなぜイライラ?
【米ツアーCIMBクラシック】
首位と3打差2位発進の松山英樹(23)。2日目は6バーディー、ノーボギーの66で回り通算13アンダー3位タイと優勝圏内をキープしている。
ただ2日間で14バーディーを奪い、ボギーは1つだけという内容にも満足していない。
「初日に比べたらショットもパットもうまくいかない部分があり、不満の残るラウンドになった。それでもスコアを伸ばせたのは良かった。いまの状況だと勝てないので、伸ばし合いについていけるようにしたい」(松山)
今季3戦目は海外開催となり、ワールドランク(WR)上位選手がこぞって欠場している。WR15位の松山より上は7位H・ステンソン、11位S・ガルシアの2人だけで、1位J・デイ、2位J・スピース、3位R・マキロイといった有力選手がいないだけに今週は松山にも優勝のチャンスがある。
「2日目にトップに立ったJ・トーマスはボギーなしの1イーグル、9バーディーの61をマークしました。ツアー未勝利の22歳でWR64位と松山より格下ですが、トーマスのように爆発力のある選手は米ツアーにはぞろぞろいます。松山は初日(65)より2日目のほうがスコアが悪く、このままでは勝てないと不満なのでしょう」(米記者)
ムービングサタデーの3日目に爆発スコアを出せないと松山も伸ばし合いについていけない。その危機感があるわけだ。