楽勝ムードが…逆転負け喫した遼に「プロとして未熟」の声

公開日: 更新日:

【カシオワールドオープン】

 大会2日目から首位キープの石川遼(24)は、前半だけで3連続を含む4バーディー、ノーボギーで2位黄重坤(23)に3打差をつけてターン。ところがバック9に入ると、突然、おかしくなった。12番でドライバーを左に曲げてOBを打つとダブルボギー。14番では1メートル足らずを決められず3パットボギーを叩き、ついに首位転落。黄が単独トップへ入れ替わった。

 それでも17番でカラーから6メートルのパットを沈めて追いつくと、よほどうれしかったのか、キャディーを務めた高校生の弟とハイタッチ。白い歯がこぼれた。しかし、その直後の18番パー5でピンそば3メートルに2オンした黄にイーグルを決められ、あっけなく勝負あり。バーディーフィニッシュも、石川は一歩及ばず、の情けない逆転負けである。「石川は日本ツアーを甘く見ている。その一語に尽きます」と評論家の宮崎紘一氏がこう続ける。

「素人の弟をキャディーにするっていうことは、『私はキャディーの助けはいりません』って言っているようなもの。『近くで弟に勉強させたい』というのも100年早い。まだ石川本人が勉強しないといけない段階、レベルです。米ツアーが主戦場で日本はお遊びみたいな感覚で出場しているから、真剣さが足りない。気が緩んでいると言うしかない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末