楽勝ムードが…逆転負け喫した遼に「プロとして未熟」の声
勝負はゲタを履くまでわからない。スキを見せるから足をすくわれるのだ。
「17番のバーディーで黄に追いついただけで笑顔を見せたのも慢心です。黄は最後まで顔色ひとつ変えなかった。韓国から乗り込んできて、言葉や環境の違いなどさまざまなハンディを乗り越え、命懸けで勝負しているのです。米ツアーでもまれ、勝負の世界の厳しさを何度も目にしてきたというのに、まだそんなことも分からないのか、と言いたい。プレー内容もそうですが、プロとして未熟すぎます」(前出の宮崎氏)
首位発進から前半にスコアを伸ばして、そのまま逃げ切れると思っていたのかもしれない。だが、サンデーバック9の逆転負けは力のない証拠である。負けるべくして負けたということだ。