Sフェザー級世界王者・内藤 ラスベガスへ「世界進出」宣言

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 ボクシングWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(36=ワタナベ)が21日、都内で行われたトークイベントに出席。抽選で集まった100人のファンを前に、力強くこう宣言した。

「まだ決まってはいませんが、次戦は恐らくラスベガスになると思う。照準はウォータース。体が壊れてもいいので、絶対に勝ちたいです」

 昨年の大みそかの試合で日本歴代単独2位となる11度目の防衛に成功した王者は、かねて囁かれていた米国進出が、「交渉段階で相当、手応えのあるところまでいっている。ボクは恐らく決まるだろうと思っています」と明かした。

 熱望する対戦相手は前WBA世界フェザー級王者のニコラス・ウォータース(30)。27戦無敗21KOで「斬首人」の異名を持つジャマイカ人だ。

「ボクシング自体にうまさはないが、身体能力が物凄く高く、野性味のある選手。相手のパンチを目で反応して避け、体のバネというか軸がしっかりしているので、バランスを崩しても強いパンチが打てる」

 と、印象を語る内山の口ぶりからは、すでにかなりの研究も始めていることを感じさせた。

 4月にも実現する可能性の高い世界進出。本場の米国で最強の挑戦者を下せば、名声も数千万円といわれるファイトマネーもケタ違いになる。

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